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糖尿病を歯ぐきににじむ血から見つける、歯医者の「ついでの検査」も?
2020.6.29

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

歯科医院を受診したときに歯ぐきからにじむ血から糖尿病を見つけ出す。

そんな仕組みが有効なのかもしれません。

歯ぐきの血を調査

ニューヨーク大学の研究者たちを中心とする研究グループが、米国公衆衛生学会が発行するアメリカン・ジャーナル・オブ・パブリック・ヘルスで2015年2月25日に報告した。

2013年?2014年に、歯科を受診した約400人を対象に、歯ぐきににじんだ血液を乾燥させたものと指先を針で刺して出した血液について、血糖値の指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の検査の結果を比べた。

歯科診療で糖尿病も

対象者のおよそ半数で、糖尿病もしくは糖尿病前段階であることを示すHbA1cの上昇を確認できた。このうちおよそ4分の1は既に糖尿病の範囲に入っていた。

歯ぐきから採取された血液のHbA1cが高くなるほど、指先から取った血液のHbA1cも高くなった。

歯科診療の際に歯肉溝の血液サンプルを採取して、糖尿病予備軍を見つけたり、糖尿病であると分かっているならば血糖値を調べる検査を取り入れたりするのも良い。

研究グループはそう指摘している。

永久歯の生えない幼児や乳児が増えている
2020.6.16

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

現代ではアレルギーを持っている体質の乳児が増えてきましたが、近年では『永久歯の生えない乳児』が増えてきているようです。

北海道大学・昭和大学・鶴見大学・朝日大学・大阪歯科大学・九州歯科大学・鹿児島大学の付属病院小児歯科が協力して約2年間かけて調査しました。

その結果、7歳以上の子供、1万5544人のうち1568人に永久歯の先天欠如があることが分かりました。

しかも乳児の方がその確率が少しですが高く、その割合は1割以上のようです。

歯が生えないという事は『歯胚(しはい)』が無いということです。

乳歯から永久歯に生え変わる頃、発育段階の開始期から増殖期に何らかの障害を受けると歯胚が形成されなくなるようです。

その原因は、一説では母体の妊娠時の食生活じゃないかと言われたり、農薬が原因じゃないかと推測されてますが、しっかりとしたエビデンスはなく、原因はまだ解っていないようです。

歯間ブラシの正しい使い方を知っていますか?
2020.6.6

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

歯と歯の間に食べ物がはさまった!そんな経験をしたことはありませんか?

たまに挟まる、奥歯だけ挟まる、人によってその頻度や部位は異なると思います。

そんな時にスルっとはさまりを取り除いてスッキリさせてくれる、歯と歯の間をきれいにするグッズが歯間ブラシです。

今日は歯間ブラシについてお話していきたいと思います。

歯間ブラシとは?

その名の通り、歯と歯の間をきれいにするための小さな歯ブラシです。

歯ブラシだけでは落とせない汚れを簡単にきれいに取り除いてくれる優れものなのです。

歯と歯の間をきれいにするグッズはフロスなど他にもありますが、歯間ブラシのその力は絶大なのです。

こちらの図をご覧ください。

お分かりいただけるように、歯ブラシだけで61%、フロスも併せて使うと79%、更に歯間ブラシを使うと85%のプラークを取り除くことが出来ます。

歯ブラシやフロスだけでは落とせない磨き残しも、歯間ブラシを使って更にきれいにしていきたいですね!

ただ、歯間ブラシはすべての人のすべての歯の隙間に使えるものではないのです。

歯間ブラシが入る隙間がない人も沢山います。

歯間ブラシが入らない人にはぜひフロスの爽快感を実感していただきたいと思います。

フロスより歯間ブラシをおすすめしたい人

1. 歯と歯の間が開いている人

もともと隙間が開いている人や、歯周病によって歯ぐきが下がり、食べ物が挟まりやすくなってきた人。

隙間が広くなればなるほど、歯ブラシやフロスだけでは隙間の汚れを落とすのは難しくなってきます。隙間のサイズに合った歯間ブラシを使うことで、汚れを効率良く絡めとることが出来るのです。

2. フロスが苦手な人

フロスが上手く使えない!そんな人はきっと沢山いるのではないでしょうか。

歯間ブラシはフロスよりも歯の隙間に入れやすく、比較的使いやすいです。

3. ブリッジが入っている人

ブリッジは歯を抜いたところに、その前後の歯に橋渡しするようにダミーの歯を入れることを言います。

前後の歯と繋がっているため、当然その歯と歯の間にはフロスを通すことが出来ません。

そこで歯の根元(歯と歯ぐきの境目)に歯間ブラシを通すことで隙間の汚れを取り除くことが出来ます。

歯間ブラシの正しい使い方

1. 正しくサイズを選ぶ

歯間ブラシはさまざまなメーカーから、幅広いサイズ展開がされています。

自分の隙間に合ったものを使いましょう。

小さすぎると汚れは落とせないですし、大きすぎると歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。

正しいサイズの目安としては、歯間ブラシが軽く歯ぐきに触れ、抵抗なく隙間に入るくらいが良いと思います。

果たして今使っている歯間ブラシが自分に合っているのか、気になる方は歯科医院でチェックしましょう!

2. 鏡を見ましょう

歯間ブラシがどこに当たっているのか、どの歯と歯の間に入れるのか、方向は合っているか、手の感覚だけでは難しいと思います。

歯や歯ぐきを傷つけないためにも、ぜひ鏡を見ながら使ってみてください。

3. 歯間ブラシの動かし方

隙間にブラシ部分を入れたら、隣合わさっている歯の側面に沿うように動かしてみましょう。

もちろん、歯間ブラシをただ入れて、引き抜くだけでも汚れは落ちますが、入れた状態で動かすことでより効果的にきれいにすることが出来ます。

ただ、強く扱ってしまってはかえって歯や歯ぐきを傷つけてしまうので、力加減に気をつけましょう。

4. 歯間ブラシで血が出る

歯間ブラシを使い始めると、出血や口臭がある場合があります。

しかし使い続けるときれいになり、それも徐々に減ってきます。

いくら使っても治らない場合は歯周病が進行していたり、何かしらの異常サインかもしれません。

はたまた、歯間ブラシが正しく使えていないことも考えられます。

一度、歯科医院に相談してみましょう。

まとめ

歯間ブラシも、フロスと同様に使った後にスッキリ爽快感を味わうことが出来ます。

自分に合ったものを正しく使いこなして、快適でクリーンなお口作りをしていきましょう!