院長ブログ

 

TOP > 院長ブログ

« 2018年8月 »
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

唾液の働きで虫歯予防!唾液はお口の名脇役!
2018.8.29

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

唾液

お口の中のことといえば歯や歯ぐきに注目が集まりますよね。

他にもお口の中には注目すべき名脇役がいます。それは、「唾液」です。

唾液は汚いものだと思っていませんか?

そんなことはありません!

唾液にはお口の健康を守ってくれるたくさんの優れた機能があるんです。

唾液の働きのおかげでおいしく食べられる!

食べ物を食べた時に、酸っぱい、甘い、しょっぱい、苦いと感じるのは、食べ物に含まれる味物質が唾液に溶け込んで舌で味を感じているからです。

唾液がなくなると味がわからなくなってしまいます。

歯で噛み砕かれた食べ物は、唾液と混ざり合うことで飲み込みやすい形になり、のどから胃へとスムーズに届けられます。

そして、唾液は消化も助けます。

食べたりしゃべったりしてもお口の中が傷つかないのも唾液が潤してくれてるおかげです。

唾液の働きで虫歯を予防!

唾液はお口の中の汚れを洗い流して歯の表面をきれいにしたり、虫歯菌の活動を弱めたり、食事や虫歯菌の出す酸で一度溶けてしまった歯を元の状態に修復して強くしてくれる働きがあります。

穴が空いていない初期の虫歯であれば、唾液の力で元通りになることも!

さらにフッ素を使うと最強コンビになります。

唾液の働きがにぶると起こるトラブル!

唾液が減ってしまうと様々なお口周りの変化やトラブルが見られます。

あてはまるものはありませんか?

1.味覚が変わった

うるおい不足で舌が荒れていると酸っぱい物がしみることがあります。

また、味を感じにくくなります。

2.飲み込みにくい

食べ物と唾液が十分に混ざらず、飲み物がないと飲み込みにくくなります。

3.唇が歯に引っかかる

うるおい不足で唇や舌、ほっぺたがうまく動かず、しゃべりにくいことがあります。

4.虫歯が急に増えた

虫歯になりかけた歯を修復する作用が働かないため、虫歯が増えます。

また、口の渇きを潤すために飴をよくなめるようになったり、ジュースを飲んで虫歯が増えることもあります。

5.口内炎ができやすい

潤い不足で歯と粘膜が擦れてしまったり、汚れが流れず抗菌効果も働かないため口内炎ができやすくなります。

6.口臭がきつくなった

細菌の活動を抑える抗菌作用や汚れを洗い流す作用が働かないため、口臭が強くなります。

唾液を増やそう!

唾液は美味しく食事をする手助けをしたり、私たちの歯を虫歯からから守ってくれる大切な役割持っています。

そんな唾液をたくさん出すためにはどうすればよいのでしょう?

1.よく噛んで食べましょう

よく噛むと唾液がたくさん出てきます。

2.水分をとりましょう

お口の中が乾かないようにお茶やお水など糖分が入っていない飲み物を飲みましょう。

3.シュガーレスガムを噛む

ガムを噛むことで、唾液がたくさん出ます。

キシリトールガムのように糖分の入っていないものを選びましょう。

唾液の働きをよくするためには寝る前の歯磨きを

1日の中でも特に気を付けて歯磨きをするべきタイミングは夜寝る前。

寝てる間は唾液の量が減り、虫歯のバイ菌が活発に活動できる状態です。

寝る前の歯磨きをサボると虫歯になるリスクが上がってしまいます。

朝起きて口の中がネバネバしたり、息が臭く感じるのも寝ている間に唾液の量が減るからなんです。

まとめ

あまり知られていない唾液の役割。

実はお口の中の健康を守る強い味方であること、おわかりいただけましたか?

唾液が減ると様々な変化が現れます。

気になることがあればお近くの歯科医院でチェックしてもらいましょう。

前歯の虫歯や、前歯が欠けた時の治療方法。自然に美しく見せる被せ物とは?
2018.8.20

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

前歯

歯の中で周りの人から一番見えるのは前歯です。

話す時や笑う時にきれいな歯が見えるとそれだけで好印象を与えます。

そんな見た目の印象にも大きく関わる前歯が大きな虫歯になったり、ケガをして大きくかけてしまった場合は被せ物(クラウン、差し歯)をかぶせる治療が必要になります。

せっかく治療をするなら美しく自然な前歯にしたいと思いませんか?

前歯の治療方法

前歯の治療方法は大きく二つに分けられます。

1.白い材料を詰める(治療範囲が狭い)

・前歯の虫歯が小さい

・前歯が小さくかけた

・前歯と歯ぐきの境目がすり減っている

このように治療範囲が狭い場合は、部分的に小さく歯を削り、白い詰め物を詰めて治します。

2.かぶせ物をかぶせる(治療範囲が広い)

・前歯の虫歯が大きい

・前歯が大きくかけた

・前歯の神経を取った

・前歯の見た目をきれいにしたい

このような場合は、歯全体をぐるっと削り、かぶせ物をかぶせて治します。

前歯を美しく治療する被せ物、オールセラミッククラウンとは

前歯を美しく、天然の歯のように自然な見た目になるように治すには、金属を使っているか使っていないか、表面の白い部分が何でできているかが大きなポイントです。

オールセラミッククラウンは、金属を使わずにセラミックでできた白いかぶせ物です。

金属を使わないため透明感があり、天然の歯のような美しく自然な歯を再現することができます。

そのため、特に見た目に関わる前歯を治す時におすすめしています。 金属を使ったかぶせ物からオールセラミッククラウンにした症例

Before

Before

After

After

オールセラミッククラウンのメリット

1.透明感がある

天然の歯は先端に透明感があります。

金属を使うと、その透明感を出すことが難しくなります。

オールセラミッククラウンはすべて白い材料で作られるため、光を通しやすく、透明感のある天然の歯のようなかぶせ物ができます。

2.細かい色の調整ができる

歯の色は人によって黄色っぽかったり、グレーがかっていたり様々な特徴があります。

セラミックは隣りの歯や個人の歯の特徴に合わせて細かく色の調整ができるので、一本だけ治したとしても周りの歯と調和した自然な見た目になります。

数本治す場合は、元の天然の歯とは全く違う白さにして見た目を美しく治すこともできます。

3.美しさが長持ちする

セラミックは時間が経っても色の変化がなくツヤ感もあるため、見た目の美しさが長続きします。

4.汚れがつきにくい

表面がつるつるしているため、保険のかぶせ物に比べると汚れ(プラーク)がつきにくいです。

5.虫歯になりにくい

仕上がりの精度が高く、材料が劣化することもないため、歯とかぶせ物の境目から虫歯になることが少ないです。

6.体に安全

金属を使わないため、金属アレルギーになりません。

また、金属が溶けだすことによって歯ぐきが黒ずむこともありません。

オールセラミッククラウンのデメリット

1.保険が使えない

保険が使えないため費用は高くなりますが、その分きれいで安全で長持ちするかぶせ物です。

2.欠けることがある

セラミックはかたい材料ですが、衝撃に弱いという特徴があります。

噛み合わせの位置関係や、寝ている時の強い歯ぎしりくいしばりでセラミックが部分的にかけてしまうことがありますが、寝る時にマウスピースを使用することでかけるのを防ぐことができます。

まとめ

虫歯やケガなどで前歯を大きく削ってかぶせる場合も、自分の歯のようにきれいに治療できたら嬉しいですよね。

自信をもって話したり笑えるように、前歯の治療を検討している方や以前治療した歯をきれいに治したい方、かぶせ物の種類で悩んでいる方はぜひ一度歯科医師に相談してください。

大人の虫歯はこうやってできる!大人のための虫歯予防法
2018.8.9

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

歯医者

「特に痛い所もないから虫歯もないだろうし、歯医者には長らく行っていない」という方も意外に多いのではないでしょうか。

しかしこの、「痛くないから虫歯はない」という考え方、ちょっと危険です。

厚生労働省の調査によると大人の9割以上に虫歯があり、40才以上では近年増加傾向があることがわかっています。

今回はこの大人の虫歯について詳しく解説していきます。

大人の虫歯の5つの特徴

40才以上のおよそ4割の人が虫歯で歯を喪っていると言われています。

つまり、大人の虫歯は致命的になりやすいということです。

このような大人の虫歯にはどのような特徴があるのでしょうか。

1.詰め物の下から虫歯になりやすい

大人の虫歯で一番多いと言われているのが、銀歯などの詰め物やかぶせ物の下にできる虫歯です。

30代にもなるとほぼすべての人が一度は虫歯になったり、治療した経験がある、ということが厚生労働省の調査でわかっています。

この詰め物の下というのは年数が経つと接着剤の劣化などが原因で虫歯になりやすく、また虫歯ができても見えないため気づきにくいのが特徴です。

2.歯ぐきが下がって虫歯になりやすい

年齢を重ねるにつれ、加齢現象や歯周病の進行によって歯ぐきが下がり、もともと歯ぐきに隠れていた歯の根っこが露出してきます。

そしてこの根っこの部分には、歯冠(もともと歯ぐきから出ている歯の頭に相当する部分)のように、表面に強靭なエナメル質が存在しないため、虫歯になりやすいのです。

ある程度の年齢になって「これまで虫歯は1本もなかったのに初めて虫歯ができた」という場合によく見られるパターンです。

3.虫歯でも痛くない場合がある

虫歯治療で歯の神経を抜いた経験のある人も少なくないことでしょう。

神経のない歯は虫歯がどんなに深くなっても痛みを感じません。

そのため、気づかないうちに虫歯が進みすぎて歯を抜かなければならないということがあります。

4.唾液が減り虫歯になりやすい

口の中の唾液は雑菌を洗い流す役割があるため、唾液の量が減ると虫歯になるリスクが高まります。

唾液の分泌は生活習慣、ストレスなどで左右されやすく、最近大人で唾液が減少する「ドライマウス」の人が増えています。

5.親知らずが原因で虫歯ができることがある

親知らずが真っ直ぐ生えずに埋もれたままの人も多いものです。

一番怖いのは中途半端に埋もれた親知らずです。

半端に露出した部分にバイ菌が繁殖し、手前の歯に大きな虫歯を作ることがよくあります。

こんな人は要注意!大人虫歯になりやすい人の特徴

1.治療済みの歯が多い

虫歯は全部治療済みだから安心というわけではありません。

治療した歯が多い人ほど要注意です。

2.歯ぐきが下がっている

歯を磨く時ついつい力を入れてゴシゴシ磨く、歯周病が進行している人は歯ぐきが下がりがちです。

3.口の中がネバつく、乾燥している

唾液が減ると口の中がネバつく感じがします。

また、糖尿病にかかっている人も唾液の分泌が落ち、虫歯ができやすくなります。

4.間食や糖分の摂取が多い

甘いお菓子をよく食べる人は言うまでもありませんが、口さみしさによく飴を食べる、砂糖入りのコーヒーや紅茶をよく飲む、という人も要注意です。

5.よく噛まずに食べる

食事内容にやわらかいものが多く、あまり噛まないという人は唾液が十分に分泌されません。

また、やわらかいものは歯に残りやすいため虫歯になるリスクが高くなります。

6.夜アルコールを飲んで歯磨きをせずに眠ってしまう

夜に歯磨きをしないで寝るのは「どうぞ虫歯になってください」と言っているようなものです。

それに加え、アルコールは利尿作用があるため、口が乾燥してしまい、余計に虫歯になりやすくなります。

7.半端に埋もれている親知らずがある

歯ぐきからちらっとのぞく親知らずのある人は要注意です。

大人の虫歯を予防する5つの対策

1.歯磨きの仕方を見直す

・1日に最低2回は磨く

・食後30分以内に磨く

・寝る前は特に丁寧に磨く

・歯と歯の間はデンタルフロスを1日に一回通す

・フッ素入りの歯磨き粉を使う

・歯の根元は念入りに、かつソフトタッチで磨く

2.糖分の摂り方に気をつける

糖分が口の中に長時間とどまらないように、時間を決めて摂るようにしましょう。

また、甘い物を食べたらお水を飲んだり口をゆすぐようにしましょう。

3.唾液を出すことを意識する

お食事に繊維質のものも取り入れてよく噛んで食べるようにしましょう。

最近はインターネットやスマホの普及により、あまり喋る機会がなくなってきていることもドライマウスの原因の一つとされています。

喋ることは唾液の分泌を促します。

また、シュガーレスやキシリトールのガムを噛んで唾液を出すのも良いでしょう。

4.歯科医院で定期的に検診・クリーニングを受ける

定期的に歯科医院で詰め物の下に虫歯がないかレントゲンで確認してもらったり、普段の歯磨きで取りきれない歯垢や歯石を取り除いてもらいましょう。

5.半端に出ている親知らずは抜く

生えきらない親知らずを放置している人はいつかトラブルが起こる可能性が高いため、できるだけ早く抜くことをおすすめします。

まとめ

大人の虫歯の特徴は「見えにくく、気づきにくい」ことです。

「自分の見える範囲で虫歯らしきものがないから大丈夫」と安心せず、定期的に歯科医院を受診し、レントゲンやプロの目で悪い所がないかをしっかりと確認してもらうことが大切です。

また、歯周病と虫歯は別物と考えられがちですが、歯周病が進むことによってできやすくなる虫歯もあります。

今回ご紹介した虫歯の予防対策法は歯周病予防にもなります。ぜひ参考にしてみてください。