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歯茎が腫れる、歯茎から血が出る、これは大切なサイン!今日から始められる7つの簡単歯茎ケア
2018.7.25

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

歯茎

皆さんは歯を磨いた時やフロスを通した時に血が出たり、歯ぐきが赤く腫れる、お口をゆすいだ時になんとなく血の味がするなどの経験はありませんか?

そしてこのようなサインをなんとなくスルーしていませんか?

実は、放っておくと歯周病に発展する恐れのある大切なサインなのです!

歯茎が腫れる、歯茎から血が出る、このサインって一体?

このサインは、いわゆる「歯肉炎」の状態。

その名の通り、歯肉(歯ぐき)の炎症のことを言います。

歯磨きやフロスの時に出血がある、歯ぐきが赤く腫れるなどの他にも、口臭や歯ぐきがむずむずする、むずがゆいように感じることもあります。

【歯肉炎の原因って?】

歯肉炎の原因の多くは磨き残しからくるプラークです。

また、甘いものなど砂糖が多い食生活をしていると血液中の血糖値が上がり、歯磨きを頑張っても歯肉炎がなかなか改善しないこともあります。

また、疲れている時や風邪をひいた時など体の抵抗力が下がった時はより悪化しやすくなります。

【歯肉炎の治し方】

歯肉炎は、放っておくと歯の周りの組織にまで炎症が進行し、歯周病へと発展する恐れがあります。

歯肉炎は食生活や歯磨きを改善することで、十分に治すことができます。

早めの対策を!

1.免疫力を高めましょう

風邪をひいたり、花粉症などのアレルギーがある人は、歯肉炎が悪化することがあります。

歯ぐきでは常に、お口の中の数多くの細菌と体の抵抗力が戦っています。

そのため歯ぐきの健康は体の健康と言っても過言ではありません。

栄養のある食事と睡眠、運動をバランスよく取り入れることで免疫力が高まり、歯肉炎の改善につながります。

2.しっかり歯を磨くこと

歯肉炎の大きな原因のひとつであるプラーク。

これはしっかりと歯磨きをすることで取り除くことができます。

ちゃんと磨いているつもりでも実は磨けていないこと、実はとっても多いのです。

自分の磨き癖を見直して、歯磨き上手になることが歯肉炎改善の近道かもしれません。

3.甘いものを控えて、食生活の改善

血液中の糖分が多いと歯肉炎になりやすいというデータがあります。

歯磨きをどんなに頑張っても歯ぐきが赤い、腫れがひかない。

このような人は甘いものが好き、糖分の多い食生活を送っていることが多いです。

好きなものを絶つのは辛いですが、健康のためを思って甘いものを控えてみてください。

4.キシリトールのお菓子が良い

お口の中に長時間甘いものがあると、細菌が増えて歯肉炎が悪化します。

適度な湿度と温度で保たれているお口の中は細菌の増殖に最適。

そこへ更に甘いものが加わると劇的に細菌が増えてしまうのです。

砂糖たっぷり甘いお菓子をキシリトールのお菓子に変えることで歯肉炎を改善することができます。

これはむし歯の予防にもつながります。

5.すみずみまで綺麗にするフロス

歯肉炎の80%は歯と歯の間で起こっていると言われています。

歯と歯の間と言えば、フロスという最強グッズを使うのが最適!

フロスを使うことで出血や口臭のチェックもできます。

6.歯肉炎に効く歯磨き粉を選ぶ

ドラッグストアへ行くとホワイトニング用、歯周病用、様々な歯磨き粉が置いてありますよね。

歯肉炎用の歯磨き粉の中にはその炎症を抑える成分が含まれています。

歯磨きの後にしっかりゆすいで流すのではなく、歯ぐきに浸透させるようにゆすぎを少なくすることで歯磨き粉の効果を持続させます。

7.定期的なクリーニング

歯肉炎は毎日のブラッシングでも十分改善できます。

しかしながら、磨きにくいところ、苦手なところは誰にでもあります。

定期的なプロフェッショナルクリーニングで歯肉炎、その他のトラブルも予防しましょう。

【まとめ】

歯磨きの時に血が出る、歯ぐきが赤くぷっくりしている、きっと誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

今日から簡単にできる歯ぐきケア、ぜひお試しください!

歯がしみる!これって知覚過敏?それとも虫歯?知覚過敏の原因と治療方法
2018.7.16

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

知覚過敏

寒い季節になると今までなんともなかった水道の水や外の空気でキーンと歯がしみた経験はありませんか?

まさかこれって虫歯!?多くの場合、これは知覚過敏の症状です。

虫歯と知覚過敏の症状はとてもよく似ています。

知覚過敏ってどんなものなのでしょう?

知覚過敏とは

知覚過敏のもっとも大きな特徴は、「一時的に歯がしみる」ということです。

知覚過敏で歯がしみる原因は?

歯の表面を覆っているかたいエナメル質がすり減ったり削れてしまうと内側の象牙質が露出します。

その象牙質に直接刺激が伝わるとしみたり、痛みを感じるのです。

知覚過敏と虫歯の違い

知覚過敏のしみる、痛むという症状は10秒くらいでおさまることが多いのに対して、虫歯の場合は刺激がなくてもずっと痛みが持続することが多いです。

知覚過敏の症状

1.冷たい食べ物、飲み物がしみる
2.熱い食べ物、飲み物がしみる
3.甘いもの、酸っぱいものがしみる
4.歯ブラシの毛先があたるとしみる
5.歯ぐきが下がって、歯の根っこが見えている
6.息を吸う時風がしみる
7.歯ぎしりをする
8.しみたり、痛みを感じても10秒程度でおさまる

どれか一つでも当てはまるものがあれば、あなたも知覚過敏経験者!

知覚過敏の治し方と治療方法

1.シュミテクト

知覚過敏用の歯磨き粉です。

歯の表面に薄いバリヤを作り、しみるのをやわらげてくれます。

2.塗り薬

歯科医院でしみる部分にしみ止めの塗り薬をぬることで一時的に症状がやわらぎます。

時間が経つと効果が薄れてくることがあります。

3.フッ素

フッ素を塗って歯の表面を強くしていきます。

4.コーティング

大きく磨り減ってしまった部分を樹脂の材料でうめていきます。

5.レーザー

歯の表面にレーザーを当てることで刺激が伝わる入口をふさぎます。

6.神経を取る

最終手段として、痛みを感じるセンサーである神経をとることで、症状をやわらげることができます。

知覚過敏の予防方法

1.歯ブラシ

やわらかめの歯ブラシを使いましょう。

かたい歯ブラシは歯の表面や歯茎を傷つけてしまいます。

2.歯磨き粉

粗い研磨剤が入ったものは使用しないで、知覚過敏用の歯磨き粉を使用しましょう。

3.磨き方

ゴシゴシ磨きはやめましょう。

適度な力で磨くことで歯や歯ぐきを傷つけることなく汚れを落とします。

4.すっぱいものはほどほどに

すっぱい飲食物は歯の表面をとかしてしまいます。

すっぱいものを好む方は、フッ素入りの歯磨き粉を使うなどして、歯を強くしていきましょう。

5.マウスピース

歯ぎしりをする方は、無意識のうちに歯の表面がすり減っていってしまいます。

マウスピースを使用することで、歯と歯が直接触れ合うのを防ぎ、磨り減りにくくしましょう。

6.歯周病ケア

歯周病が進み、歯ぐきが下がってしまうと歯の根っこが見えてきて、しみる原因になります。

定期的に歯科医院で歯周病のケアをしましょう。

知っていますか?お口に関する日本の世界との差 その衝撃の事実とは
2018.7.7

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

定期検診

皆様は、歯医者さんに定期検診に行っていますか?

最近、歯医者に行ってないなぁとか、虫歯があるのはわかっているけど歯医者いってないなぁ、なんて方多いのではないでしょうか!

皆さん、一年に一度は身体の健康診断や人間ドックは行きますよね?

ここに非常に大きな問題があるんです!

身体の事で問題がある、もしくは問題がなくても病院には行って診てもらう。

しかし、同じ身体の一部の事なんですが、お口の事となると極端に歯科医院で診てもらう事に遠ざかってしまうんです。

では、海外ではどうなのか数字を用いて見て行ってみましょう。

海外の歯科定期検診受診率

海外、特に歯科先進国と言われる国の定期検診受診率はどういった感じなのでしょうか?

アメリカ  ・・・約67%
スウェーデン・・・約82%
ドイツ   ・・・約70%

といったような非常に高い数字が並びます。

では、日本はどうでしょうか?気になりますよね?

日本    ・・・約16%

衝撃的な低さですよね。

これでは、日本は歯科先進国とは言えないですよね。

やはり、その国々においてのお口に対する意識の違いがこの数字に出ていると思うのです。

例えば、先ほどお口に問題があるのはわかっているのに歯医者に行っていない方が多いと書きましたが、実際数字で見るとどうなのでしょうか?

歯医者での定期検診が虫歯を減らす

お口に問題があると感じている方は62.7%なのに、現在歯科で治療中の人は全体の11%にとどまっていると調査結果が出ています。

実際、1000人の30代の人を対象に調査したところ、90%以上の方が一本以上虫歯があるか歯周病があったそうです。

しかし、その中で歯科医院に通院していた方は、12%程度だったそうです。

12%しか通院していないのも問題ですが、90%に虫歯があるというのも問題ですよね。

この数値を減らすにはやはり大切なのは「定期検診」なのです。

定期検診の受診率が歯の残存数に直結する

日本と欧米諸国の高齢者の残存歯数(残っている歯の本数)平均をご存知ですか?

80歳時で

・スウェーデン 25本です。

なんと、

・日本     8.8本

スウェーデンと日本とでは、高齢者の残存歯になんと16本もの差があります。

その違いは一体何なのでしょうか?

調べてみると、やはり定期検診を「受けている」のか「受けていない」のか の違いだということがわかってきました。

先ほどの数字で示したように、歯科医療先進国であるスウェーデンやアメリカでは、定期検診の受診率が70~80%と高く、それに伴い80歳の残存歯数も高くなっています。

一方、日本は受診率が16%とはるかに低く、残存歯数もわずか8.8本。

予防意識の違いは一目瞭然であり、残存歯数に大きく影響していることがわかります。

8020運動

8020運動というのを皆さんはご存知ですか?

厚生労働省や日本歯科医師会が推進している80歳で20本以上はを残そうという運動です。

1989年から開始されていますが、2011年の実態調査では全体の達成数は増えているのですが、日本全体の高齢者人口が増えているため、スウェーデンのように80歳で残存歯が平均25本歯というのはまだまだ遠い目標となっています。

とはいえ、近年CMやメディアを通じて歯に関する情報が流されるに従って、日本全体の歯や口腔衛生という者に対する関心は高まってきています。

あとは、定期検診も含め歯科医院に行く!ということが当たり前のようになっていけば、日本全体で80歳で平均20本残っているということが実現できるのではないでしょうか。

お子様の歯医者での定期検診の重要性

日本において、12歳で虫歯がを1本以上ある子供は2%前後なのです。

にもかかわらず、30代になると90%以上に虫歯か歯周病ができてしまっている。

小さい頃は、学校検診も毎年お口の中も行いますし、ご両親が手をかけて歯科医院に検診に連れて行ったりしているため虫歯になりにくい状態になっているのです。

しかし、成長するにつれ、学校検診や会社での健康診断ではお口の中まで検査しないですよね。

ご両親のても離れていくため、だんだんお口の中が虫歯ができやすい環境になってしまうのです。

この時期にしっかり定期検診を歯科医院で行っていれば、30代になっても虫歯の率は必ず減らせます。