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海外へ行く前に歯科検診を受けるべき6つの理由と世界各国の歯科治療費とは
2018.5.30

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

世界各国の歯科治療

海外留学や海外赴任を控えている方は、渡航前の準備や手続きで忙しい日々を送っているかもしれません。

やる事が多く大変ですが、渡航前にやっておくべき事のひとつに「歯科検診」があります。

日本にいても不安に感じる歯科治療。

海外ともなるとその不安はより大きなものになります。

技術は?金額は?気になるところは沢山あるかと思います。

渡航先で歯のトラブルに悩まされた!なんて事にならないよう、悪いところはきちんと治して、万全の状態で出発したいですよね。

今回は渡航前に歯科検診を受けるべき理由と世界各国の歯科治療費についてご紹介します。

海外の歯科治療で困る6つのこと

実際に海外で歯のトラブルに悩まされる人は多いようです。

渡航先で起こりうる歯科治療の不安要素として、次のことが挙げられます。

1.治療費は実費で支払わなくてはならない

当たり前ですが、海外で日本の保険証は適用しません。

海外滞在が1年未満であれば、日本に住民票を置いたまま健康保険に加入し続けることができるため、「海外療養費」として、その一部を健康保険に請求できます。

しかし事後請求となるのでその場では全額を自分で支払う必要があります。

2.留学保険に入っても歯科は除外となるパターンも

民間の海外留学保険に入る人も多いかと思います。

しかし多くの場合、歯科治療は適用されません。

「歯科治療特約」を付けている保険会社もありますが、様々な条件があり、すべてのケースでカバーできるわけではないようです。

事前に確認が必要です。

3.治療内容によっては非常に高額となることも

歯科治療にかかる金額は、万国共通ではありません。

例えば、親知らずの抜歯ひとつでも、日本では約5千円で済むのに対して、海外では15万円かかるなんてこともあります。

4.まともな治療が受けられるとは限らない

歯科医療のレベルは各国さまざまです。渡航先にもよりますが、日本に比べて医療レベルが低い国も沢山あります。

医療設備がしっかり整っていなかったり、日本にいたら十分に治療が可能な歯でも、ある国ではすぐに抜歯されてしまうなんてこともあり得るのです。

5.なかなか予約が取れないことも

日本は歯科医師の数が供給過多になっている状態なので、余程のことがなければそれほど待たずに予約を取ることができます。

しかし、ヨーロッパなどでは歯科医師の数は日本ほど多くなく、どちらかといえば不足傾向にある国もあります。

例えば、フランスでは歯科衛生士の制度がなく、歯科医師が歯石除去や受付業務までもこなすという光景がよく見られます。

それゆえに、歯科医師が1日に診れる人数が減り、予約が取りにくい、早くても2ヶ月先になってしまうなんてことも珍しくありません。

6.歯科医師の説明が理解できない

現地の言葉を理解できたとしても、歯科治療では専門用語を使って説明されることも多く、「一体何をされているのか分からない」ということも頻発します。

また、言葉の壁を越えて細かい症状を伝えられるか、意思の疎通を図れるかどうかが不安要素です。

日本の歯科治療費はリーズナブル!各国との比較

アメリカ

アメリカは、日本のように国民皆保険制度ではないため、それぞれ民間の保険会社に加入する必要があります。

しかし、それなりに高額な保険料なので、加入できずにすべて自己負担で支払わなければならないケースもあります。

例えば、むし歯が進行して神経を抜く治療となった場合、日本では保険適用で2千円ほどで済むものが、アメリカでは約10万円かかるとされています。

一般的に、アメリカの歯科治療費はすべての治療において、日本の3倍?10倍ほどかかると言われています。

イギリス

イギリスでは、公的保険が使えるNHS歯科病院(National Health Service)とプライベート医院(自費診療)とに分かれています。

NHSの方は治療費はリーズナブルですが、予約がなかなか取れず、早くて数ヶ月先という状況のようです。

プライベート医院の方は予約は比較的取りやすいですが、治療費が非常に高くむし歯1本を治すのに数万円かかると言われています。

スウェーデン

スウェーデンは、最も福祉が充実している国のひとつとして知られています。

スウェーデンの歯科のシステムとして、公的な診療所と民間の診療所があり、20歳未満の場合、公的な診療所で治療を受け、治療費は矯正治療も含めすべて無料です。

また20歳以上は治療費が発生しますが、ほとんどは保険で賄われるしくみとなっています。

このようなシステムが可能な背景には、国民の税金負担が非常に大きいことが挙げられます。

ドイツ

ドイツには、日本の健康保険と同じような公的保険のシステムがあり、国民の9割がこれに加入しています。

公的保険でカバーできる範囲の歯科治療は無料で受けることが可能です。

しかし、公的保険が適用される治療の範囲は限られていて、あまり良い治療は受けられないと言われています。

民間の保険に入っていれば質のよい治療を受けることができますが、補償の手厚さは保険の負担額によりけりです。

日本

日本は、国民皆保険制度が整っていて、実際の費用の3割負担で誰もが高水準の治療を受けることが可能です。

健康保険でカバーできる範囲は他国に類を見ないほど充実していて、ほとんどの歯科疾患に関して十分な治療を受けることができます。

治療費も他国と比べてあり得ないほど安いと言われています。

レントゲン写真など必要書類をメールにてお送りすることが可能です。

また、一時帰国時や帰国後に来院される時にも、メールや電話にて事前予約も受け付けています。

一人一人に合ったホワイトニングをご提案します。

更には留学経験のあるスタッフも在籍しているため、肌で感じたリアルな声を聞くこともできます。

まとめ

海外での貴重な時間を、歯のトラブルに悩まされるなんてもったいないですよね。

日本にいたら恵まれた環境でできる歯科治療も、海外では通用しません。

痛みもなく、自分ではむし歯が無いと思っていても、いざ検診を受けてみるとむし歯が見つかるケースは決して珍しくありません。

出来るだけ早めに検診を受けることで、少しの治療で済むことも多く、適切なケア方法も見えてきます。

渡航先で快適に暮らせるように、悪いところは事前にしっかり治しておきましょう。

健康、元気、長生きの秘訣教えます。『歯』と『脳』の深い関係
2018.5.17

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

健康寿命

最近、平均寿命だけでなく健康寿命というものが注目されています。

健康寿命とは、介護を必要とせず生活できる期間のことをいいます。

現在、日本では男性で約71歳、女性で約74歳だそうです。

では、この健康寿命を伸ばしていくためにはどうしたらいいのでしょうか?

実は、非常にお口の健康と深い関わりがあるのです。

では、どのように関わりがあるかお話ししていきましょう!

『歯と脳の深?い関係』

「噛(か)むこと」と「脳」の深い関係。

そのカギを握るのが、歯の根っこにある「歯根膜」(しこんまく)という組織です。

歯根膜ご存知でない方も多いのでは?

歯根膜
歯根膜、実はすごいやつなんです

歯にかかる力を和らげるクッションの役割をしたり、お肉が柔らかいとか、フランスパンが硬いなどの物の硬さを精密に感知する優秀なセンサーでもあるんです。

口の中にはたくさんのセンサーが存在しますが、噛むときに非常に重要な役割を果たすのが歯根膜です。

噛むことによる歯根膜への刺激は、脳の中枢に送られ、脳の中の「運動」や「感覚」をつかさどる部分や「記憶」や「思考」、そして「意欲」に関係する部分まで活性化させることがわかってきました。(歯根膜の役割はこれだけではないのですが、そこに関してはまたの機会にお話しいたします。)

そうなんです、
噛むということが、歯根膜を刺激し脳を活性化かさせる

これが重要なんです。

よく噛み脳に刺激を送ることで認知症予防にも運動機能低下予防にも繋がるんです。

いつかテレビで、歯を治してよく噛めることになったことで歩けなかった人が庭仕事できるまでになった、なんてことを放送していましたが、歯を治しただけではないのかもしれませんが、歩けるようになった一つの要因ではあると思います。

『もう一つは、内臓年齢』

昔から言われているように、しっかりと噛む回数を増やして食事することは重要です。

唾液も多く出てきますし、内臓の負担も減らします。

内臓の負担が減れば内臓を若く保つことができます。

内臓年齢を若く保つことも健康寿命を延ばす秘訣です。

出来るだけ、お口に入れる物を小さくしたり少なくし、噛む回数を増やして食事るよう心がけてみてください 。

いつまでも、健康でいるために「噛む」ということは非常に重要だということが少しおわかりになっていただけたでしょうか?

歯を健康に保っていただいて、しっかり噛んで楽しく、美味しく食事をとっていただき、いつまでも健康を維持していきましょう。

歯周病がギネスブック 皆さん歯周病って知っていますか?
2018.5.8

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

歯周病

歯周病、誰もが聞いたことのある病気の名前ですが、皆さん自分はまだ罹っていないと思っていませんか?

特に、若い女性に「歯周病で歯茎が腫れてますね」と伝えたりすると、すごく驚かれ「まさか自分が」「ちゃんと毎日歯磨きししてるのに」と言ったコメントが返ってきます。

歯槽膿漏といった言葉は、ほとんどの方が知っていても「お年寄りになってからなるもの」といった感じでしか知られていないです。

「歳をとると歯茎が下がる」とか、「歳とともに歯が長く見えてきて」など加齢変化のようにとらえている方が多いように思えます。

歯周病がギネスブック??

では、タイトルにある歯周病がギネスブックとは?

歯周病は、最も罹患率の高い感染症として、ギネスワールドレコードに認定されているのです!

罹患率とは、罹っている人の割合の事です。

成人日本人の約80%が罹患していると言われています。

これほどまでに罹患率の高い病気でありながら、日本ではその多くの方がどのような病気かわかっていないことに問題があると思います。

歯ブラシすると、歯茎から血が出ている!なんてことありますよね?

これも立派な歯周病なんです。

最初に、歯周病菌によって歯茎が生えている状態を「歯肉炎」と呼びます。

そこから、進行して歯周ポケットができるなど進行してる状態を「歯周炎」と呼びます。

これらを総称して歯周病と呼びます。

ですので、ただ歯茎が腫れているだけ、歯ブラシで血が出ているだけなどと思わず、こういった状態も立派な「歯周病」だと思っていただいてできる限り早く歯科医院に受診してください。

最後に、歯周病の原因は歯周病菌です。

その歯周病菌が集まり固まったものが歯石です。

歯石は、一度付いてしますとご自身でのブラッシングでは取れません!

歯科医院で専用の器具でしか取れません。

歯石は、3カ月でついてくると言われていますので、3カ月に一度は歯科検診を受けるように心がけましょう。