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知れば納得!歯医者の治療と麻酔の関係。歯の麻酔の疑問にお答えします!
2018.4.25

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

麻酔

歯の治療で嫌いなことNo.1といっても過言ではないのが、麻酔ではないでしょうか。

チクッと針を刺されるまでの恐怖感、じわじわ麻酔が効いてくるあの感覚は何回やっても慣れないですよね。

麻酔が効きにくいのはなぜ?いったい何時間しびれているのだろう?麻酔をしたところが痛い、などなど麻酔に関する疑問、不安はつきません。

麻酔について前もって知っておくことで、少しでも恐怖心がない状態で治療を受けていただけたら、歯の治療に対する心の負担も減るかもしれません。

歯医者で麻酔をするのはこんな時!

1.大きな虫歯の治療(神経が残っている歯)

治療前から痛みがある場合や、痛みがなくてもレントゲン写真を見て明らかに大きな虫歯になっている場合は麻酔をして歯を削ります。

2.抜歯

歯を抜く時は必ず麻酔をします。

グラグラの乳歯は麻酔をせずに抜くこともあります。

3.膿を出す

歯ぐきが腫れて膿が溜まっている時は、麻酔をして歯ぐきを切って膿を出します。

4.歯ぐきを切る

歯周病の治療や親知らずに歯ぐきがかぶって痛みがある場合など、歯ぐきを切る外科的な処置をする場合は麻酔をします。

5.インプラント

インプラント治療は、歯ぐきや骨を触るため必ず麻酔をします。

麻酔をしたりしなかったり

1.小さな虫歯の治療

少し削って詰める程度の虫歯治療の場合、麻酔をしないこともあります。

2.詰め物の装着

神経がある歯は、型をとって作った詰め物をくっつける時に一時的にしみることがあります。

麻酔をすると感覚がなくなり、詰め物の高さが合っているか分かりづらくなるため、麻酔をしないことの方が多いです。

3.歯石取り

歯の根っこについている歯石を取る場合、歯ぐきの中に器具を入れるため、痛みを感じやすくなります。

我慢ができない場合は麻酔をして歯石を取ります。

歯の治療でこんな時は麻酔が効きづらい!

麻酔は治療する部分の歯ぐきに細い針を刺して麻酔薬を注入します。

そこから骨の中に麻酔薬が浸透し、さらに歯の根っこの先端まで浸透して初めて歯に麻酔が効きます。(歯ぐき→骨→歯根→歯)

1.痛みが強い

痛みが強い時や、長く放置している場合は麻酔が効きにくいです。

2.腫れている

歯ぐきが腫れていたり膿がたまっていると麻酔薬の効果が薄れて効きにくくなります。

3.下の奥歯

下の奥歯は分厚い骨に支えられているため、麻酔薬が浸透しにくく、歯ぐきや唇はしびれているのに歯を削ると痛いことがあります。

歯医者で麻酔をした直後にドキドキする

麻酔には痛みを感じなくすることの他に、治療する部分の血を出にくくする役目があります。

血管収縮薬というお薬の作用で心拍数が上がり、麻酔をした直後にドキドキすることがあります。

また、麻酔をする時はもともと緊張していることも多く、余計ドキドキしているように感じてしまいます。通常数秒~数分でおさまりますが、気分が悪い時はすぐに歯科医師にお伝えください。

歯医者で麻酔をした後、麻酔が切れるまでの注意点

麻酔が効いている時間は、約1~3時間程度です。

長くても約5~6時間で切れてきます。

その間いくつか気を付けていただかないと麻酔が切れた後に大変な思いをしてしまいます。

1.やけどに注意

感覚がないため熱いものでやけどをしても気づきません。

麻酔が切れてから痛みが出てしまいます。

なるべく熱いものは避け、麻酔が切れた後にお食事をしましょう。

2.ほっぺたや唇を咬まないように

感覚がないためほっぺたや唇を強く咬んでしまうことがあります。

麻酔が切れた後のお食事をおすすめしますが、どうしてもというときは麻酔を打ってない反対側でゆっくり柔らかい物を食べるようにしましょう。

3.触らない

腫れていないか何度もほっぺたを触ってみたり、まだ麻酔が効いているか唇を引っ張ったりたたいたりつねったり…。

歯ぐきを手で触ると感染の原因になることがあります。

特にお子さんは、麻酔でしびれている部分を触ってしまいがちです。

歯医者で麻酔を打ったところが痛い!

1.口内炎

お口の中には様々な細菌がいます。

麻酔の針を刺したところから細菌が感染すると口内炎のように歯ぐきが荒れてしまうことがあります。

しっかりと歯磨きやうがいをしてお口の中を清潔に保てば1~2週間で治ります。

2.歯ぐきを押すと痛い

骨の近くまで針を刺して麻酔をした部分は、ズーンと鈍い違和感が残り、歯ぐき押すと痛みを感じることがあります。

1~2週間程度で痛みはなくなります。

まとめ

麻酔についてお分かりいただけたでしょうか。

麻酔は何度も経験したからといって好きになれるものではありません。

不安な時や、気分が悪くなった時は遠慮せずにいつでも歯科医師にお伝えください。

無理をせず、安心、リラックスして治療を受けられるのが一番です。

また、楽しみにしていたお食事会や、会議などお仕事でお話をする予定がある時は、やはりお口の中が普段と違う状態では気になりますよね。

そんな時は治療内容を変更することもできますので歯科医師にお伝えください。

・先にご飯を食べておく
・大切な予定がある日は事前に伝える
・予定の5~6時間前に治療の予約を入れる

このようにいつでも麻酔を使った治療ができるように前もって準備しておくのもいいですね。

詳しく知りたい!歯のホワイトニングの種類やメリットとデメリットとは?
2018.4.16

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

歯のホワイトニング

皆さまは自分の笑顔に自信がありますか?

ニコッと笑った時にキラリと光る白い歯はとっても気持ちが良いですよね!

モデルさんや芸能人、人と接する機会が多い方は見られるシーンがたくさんあることで、歯の色に対する意識がとても高いと思います。

クリニックにいらっしゃる会社員やOLの方もコーヒーをよく飲むから黄ばみが気になる、タバコを吸うからヤニが付いてしまうなど歯の色を気にされている方が本当にたくさんいるのだと日頃感じています。

そこでおすすめしたいのが歯のホワイトニング。

白い歯は、黄ばんだそれよりもはるかに爽やかで明るく、素敵な印象を与えます。

歯の色で第一印象が変わると言っても過言ではないでしょう。

そして何より、ホワイトニング後の患者さんは自信に溢れたキラキラの笑顔を見せてくださるのです。

きっと興味はあるけれど、きっかけがなく、なかなかホワイトニングへの一歩を踏み出せずにいる方がたくさんいるのでは?と思います。

そんな方々の背中をそっと押すように、ホワイトニングをスタートするきっかけを作っていけたらと思っています。

どのようにして白くなるの?

ホワイトニングをするとどうして白くなるのか。

ホワイトニングって一体何?

ここに疑問を抱く方は沢山いらっしゃいます。

過酸化水素や過酸化尿素を主成分としたホワイトニング材を歯の表面に塗ることで、歯の内側に入り込んだ着色物質、色素などを分解していくのです。

すると歯の色が明るく透明感のある白に変わっていきます。

歯のホワイトニングにはどのような方法があるの?

歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、その両方を行うデュアルホワイトニング。

この3つが一般的です。

歯科医院や使用するホワイトニング材によって多少方法が異なることがあります。

当クリニックでは現在オフィスホワイトニングとデュアルホワイトニングの2つの方法を行っています。

オフィスホワイトニングとは

歯の表面にホワイトニング材を塗布し、光を当てて白くする方法です。

比較的高濃度の薬液を使うので短期間で白くなる反面、短期間で色の後戻りがしやすいです。

オフィスホワイトニングのメリット

・即効性があり短期間で白くなる(間近に結婚式を控えている方や急ぎの方におすすめです)
・歯科医院で完了するので手間がなく気軽

オフィスホワイトニングのデメリット

・一過性の痛みや知覚過敏を感じることがある(個人差があります) ・必ずしも1回で理想の白さになるとは限らない
・ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングよりも色が後戻りしやすい

ホームホワイトニングとは

まずは歯科医院で、専用のマウスピースを作ります。

患者さまが自宅でマウスピースにホワイトニング材を付けて装着する方法です。

比較的低濃度の薬液を使うので白くなるのに時間がかかる反面、色の後戻りがしにくく白さが持続します。

ホームホワイトニングのメリット

・比較的低濃度の薬液を使うので痛みや知覚過敏などのダメージが少ない
・自分の思い通りの白さまで行うことができる
・自宅で手軽にホワイトニングができる
・色が後戻りしにくい

ホームホワイトニングのデメリット

・白くなるまでに時間がかかる
・自分で行う手間がかかる
・一過性の痛みや知覚過敏を感じることがる(個人差があります)

デュアルホワイトニングとは

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。

約1ヶ月間行います。

通院と自宅での手間はかかりますが、高濃度でしっかり白くしつつ、低濃度でじっくり白くしていくので長持ちします。

個人的にはこの方法が一番おすすめです。

歯のホワイトニングをする前に

ホワイトニングは必ずしも全ての方、全ての歯に適応しているわけではありません。

歯科医院で診断し、その人、その歯に合った方法で行うことが大切です。

より効果的に白くするためにホワイトニングの前に治療やクリーニング、歯石取りをする場合もあります。

まずは自分にはどのやり方が合うのか、ホワイトニングがすぐにできるかどうか、メリットとデメリットなどを知るためにカウンセリングを受けましょう。

口の中が乾く原因、ドライマウスの症状と対策
2018.4.6

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

ドライマウス

「最近、口の中がカラカラ」「口臭が気になる」「虫歯になりやすくなった」といったお悩み、ありませんか?

もしかするとドライマウス(口腔乾燥症)かもしれません。

ドライマウスとは、唾液の分泌が減ることで、口の中の菌が増えて、口臭、虫歯、歯周病、味覚障害、感染症などさまざまなトラブルに見舞われる病気です。

800万人の方が、潜在的にドライマウスの可能性があると言われています。

しかも、その中のおよそ9割が女性だと言われています。

ドライマウスの原因や症状、対策

1.ドライマウスの原因

1-1 更年期障害

唾液の量は年齢とは関係がないと言われていますが、更年期障害になると唾液が少なくなる方がいます。

口の中が乾く感じや歯茎の違和感を訴える方が多いです。

1-2 薬の副作用

自律神経、花粉症、高血圧の薬などの 中に唾液の量を少なくしてしまう副作用があります。

1-3 シェーグレン症候群

自己免疫疾患のひとつで、自分の免疫細胞が唾液腺を攻撃して壊してしまう病気です。

そのほかにも涙腺を攻撃するためドライアイやドライマウスなどになってしまう病気です。

1-4 X線治療

がんの治療で放射線を唾液腺に浴びてしまうと、唾液が少なくなってしまいます。

がん治療の放射線は強力なため唾液腺が破壊されてしまい唾液の量が少なくなってしまいます。

1-5 糖尿病などの病気

糖尿病、腎不全、脳血管障害などの深刻な病気でドライマウスの症状が出ることがあります。

例えば糖尿病の場合、大量に尿が出て脱水症状となり、口やのども渇きやすくなる事があります。

2.ドライマウスによる危険な症状

2-1 口臭が気になってくる

口の中には多くの細菌が住み着いて、細菌が発酵すると口臭が強くなります。

唾液には細菌を洗い流す作用があります。

唾液が少なくなると細菌を洗い流す力がなくなり、細菌が増殖し、発酵して口臭が強くなります。

2-2 虫歯が増えた

唾液が少なくなると急に虫歯が増えることがあります。

唾液には虫歯の原因菌の出す酸を中和する能力があります。

唾液が減るとお口の中全体で中和する能力が減るため、虫歯になりやすくなってきます。

2-3 味がおかしい

舌には味を感じる器官の味蕾(みらい)があります。

唾液が少なくなると、味蕾が機能しなくなり味を感じる能力が低くなります。

2-4 舌が痛い

唾液が少なくなると舌が擦れ、赤くなり炎症を起こし舌炎という状態になり、舌に痛みを感じるようになることがあります。

2-5 胃腸に負担がかかり、胃腸障害になる

唾液は食べ物を潰して、かたまりにし飲み込みやすい形にします。

また、唾液の中にアミラーゼという糖を分解して体に吸収しやすい状態にする酵素が含まれています。

唾液が少なくなると、胃腸で全ての食べ物を分解しなくてはならないため、胃腸が悪くなります。

2-6 風邪を引きやすくなる

唾液には口から入ってきた風邪などのウイルスを防御するリゾチームが含まれています。

唾液が少なくなると口や喉をウイルスから防御することができなくなり、風邪をひきやすくなります。

2-7 夜起きて水を飲みたくなる

就寝時も唾液が少ないため、お口が渇き頻繁に目が覚め水を飲みたくなる事があります。

3.ドライマウスの対策

では、対処方法はどのようなものがあるのでしょう。

3-1 お酒やタバコをひかえる

大量の飲酒やタバコは、お口の乾燥の原因になります。できる限り控えましょう

3-2 唾液腺をマッサージする

唾液腺をマッサージして、刺激を与え唾液が多く出るようにします。

唾液が出る唾液腺は大きなものが3つあります。耳下腺(じかせん)、顎下腺(がっかせん)、舌下腺(ぜっかせん)です。この部分をマッサージすると唾液が多く出やすくなります。

3-3 原因となっている薬があれば変更する

唾液が少なくなりやすい薬が変更可能であれば、主治医に違う薬を処方してもらいます。

薬の変更ができない場合もありますので、歯科医と相談の上、紹介状を書いてもらいます。

3-4 ドライマウス用のジェルなどのアイテムを使う

ドライマウス用のジェルを使い、口の中の潤いを保ちます。

現在、そういったアイテムは多くの種類があり、スプレータイプ、ジェルタイプなどドラッグストアや通販等で購入可能です。

まとめ

このように対策も幾つかありますが、できる限り自己判断はせず、歯科医院など専門のクリニックで診断してもらってください。

ドライマウスは、お口の中だけではなく全身の問題であることもあります。

年齢的なものなどとは簡単に考えず、大きな病気の一つの症状であることもありますので、気になったらすぐに歯科医院などで相談してください。