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インプラント治療のメリットとデメリットとは?
2018.2.16

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

インプラント治療

最近よく耳にするようになったインプラント治療ですが、皆様の中にも歯科医院で勧められた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

インターネットや、テレビのニュースなどで時々話題になったりもしますが、本当に良い治療なのか悪い治療なのか疑問に思っている方も多いと思います。

そんな疑問に今回はお答えしていこうと思います。

インプラント治療とは

インプラント治療は、失った歯の代わりにチタンでできた人工の根っこを入れ歯の機能を回復していく治療です。

新しい治療に思われがちですが、実は実はインプラント治療自体は50年の歴史があり、現在は世界各地で行われ、成功率も95%以上あり、多くの方が行われている治療なのです。

歯科医院でインプラント治療を勧められた方や、歯を抜かなければならないと言われた方は是非参考にしてみてください。

インプラント治療のメリット・デメリット

1.インプラント治療のメリット

1-1 硬いものでも噛める

歯を失った後、奥歯に入れ歯を入れた方は元々の噛む力に比べると約20%~30%しか噛む力を回復できません。

インプラントは元々の歯のように顎の骨に固定されているために、硬いものでも、くっつきやすいものでも噛むことができます。

1-2 残っている隣の歯を削らなくても良い

失った歯の部分をブリッジ治療で治すためには両隣りの歯を削る必要があります。

健康な歯を削るということは、歯の寿命を短くすることにもなります。

インプラントは、両隣りの歯を削ることなくシンプルに治療することができます。

1-3 違和感がない

髪の毛一本でもお口の中に入っていればすごい違和感感じますよね。

金属でできた薄い入れ歯などありますが、それでもかなり大きいです。

それがお口の中に入ればかなりの違和感です。

インプラントは、元々あった歯とほとんど変わらない形に回復することができるので、違和感はほとんどないです。

1-4 残っている歯の負担を減らせる

ブリッジ治療では、失った歯にかかっていた力の負担を土台になる両サイドの歯で補います。

それまでよりは、かかる力の負担が大きくなるため土台となる歯の寿命も短くなってしまいます。

インプラントでは、元々の歯にかかっていた力の負担バランスに戻すことができます。

このようにインプラントにはさまざまなメリットがあります。

では、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

2.インプラント治療のデメリット

2-1 治療期間がかかる

最近ではインプラントも進化し、かなり治療期間も短くなりましたが、それでも短くて2?3ヶ月、長い場合で6ヶ月位かかります。

2-2 外科的な処置が必要となる

インプラント治療は、歯を支えている顎の骨に人工の根っこを入れる処置なので、歯茎を開いたりする必要があります。

その他症例によっては他にも外科的な処置が必要になってくる事もあります。

2-3 全ての方に可能なわけではない

骨粗鬆症や重い糖尿病の方など、顎の骨に問題がある場合インプラントが出来ない事もあります。

後、極端に顎の骨が痩せている場合などは、人工の骨などを使い骨を作る処置などが必要になる事もあります。

2-4 治療費用に保険が利かない

先天的な病気などによって歯がないごく一部の場合を除き、インプラント治療を保険診療で行うことはできません。

自費診療となるため、平均すると一本35万円?40万円位かかります。

このようなデメリットがあります。後、よく聞かれる質問として、どれくらい持つの?という疑問にお答えします。

3.インプラントの耐久年数は?

インプラントは、自分の歯のように歯周病(インプラント周囲炎)になる事があります。

自分の歯も歯周病で抜かなければならなくなるように、インプラントも歯周病で抜かなければならなくなる事があります。

インプラントは、入ってしまえば自分の歯と同じように思ってください。

ですので、逆に手入れさえしっかりすれば自分の歯のように長く持ちます。

一生といっても過言ではないかもしれません。

手入れとは、毎日の歯ブラシと定期的なクリニックでのメンテナンスです。

これさえ、しっかりやっていただければ本当に長持ちします。

まとめ

このようにインプラント治療には、様々なメリット、デメリットがあります。

もちろん、一番大切な事はご自身の歯を残していく事ですが、残念ながら歯を抜かなければならなくなった場合、インプラント治療は非常に有効な治療方法です。

インプラント治療は、しっかりとした診断をし、適切な手技で行えば現在非常に成功率の高い治療方法です。

ネガティヴなイメージの多いインプラント治療ですが、きちんとした知識を身につけ、納得いくまで歯科医師と話し合っていただければ、大切なお口の健康を守っていくとても有効な治療方法の一つとなると思います。

歯周病の原因と予防法とは?知っておきたい歯周病のこと
2018.2.10

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

プラークや歯石

歯周病という言葉はよく耳にしますが、皆さんしっかり歯周病のことをご存知でしょうか?

さまざまなメディアで取りあげられ、今や誰もが聞いたことのある歯周病。

成人の80%以上がこれに相当すると言われていますが、実際に歯周病とはどのような状態のことか、何が原因でそうなるのか知っている人は意外と少ないようです。

歯周病の原因と予防法について、知っていて損はないはずです!

歯周病とは

歯槽膿漏とも呼ばれる歯周病。

読んで字のごとく、歯の周りの組織に及ぶ病気であり、細菌感染によって歯ぐきに炎症を引き起こし、歯を支えている骨(歯槽骨)までも溶かして破壊していきます。

むし歯のようにズキズキ痛みを感じることはほとんど無く、気付かぬうちに進行していく恐ろしい病気です。

歯を支えている骨が溶かされていくため、放っておくと支えきれずに歯が抜け落ちてしまう恐れもあります。

歯を失う原因として今最も多いのがこの歯周病なのです。

歯周病の症状とは

歯周病の前段階として、まずは歯肉炎が起こります。

歯と歯ぐきの境目を磨けずに汚れが溜まると、プラークや歯石といった細菌の塊が作られ、その細菌が歯ぐきに炎症を引き起こすのです。

歯肉炎の症状

・歯ぐきが腫れる(赤くなる、丸みを帯びる)
・ブラッシング時に出血する
・口臭

などの症状が見られます。

さらに進行すると、歯と歯ぐきの境目の溝が深くなり歯周ポケットが作られます。

このポケットに数多くの細菌が入り込み、繁殖することで歯の周りの組織をどんどん破壊していくのです。

歯を支えている骨(歯槽骨)は溶かされ、歯の根の部分が露出することで歯がしみて痛いなど知覚過敏の症状が見られます。

そして最終的には歯が抜け落ちてしまうのです。

歯周病の症状

・歯がうずくような感じがする
・歯ぐきがむずむず、ぶよぶよする
・鈍痛がする
・ブラッシング時に出血、膿が出る
・何もしなくても出血する
・歯ぐきが痩せてきた
・歯が長く見える
・歯ぐきが赤紫色をしている
・食べ物が歯の間にはさまりやすくなる
・硬い物が噛みにくくなる
・歯がぐらつく

などの症状が見られます。

歯周病の原因とは・・・プラーク

歯ぐきの周りにこびりつくプラークはまさに細菌の塊です。

プラークは、1mg中に約10億個もの細菌が住みついていると言われています。

その細菌が歯や歯ぐきの周りから侵入し、むし歯や歯周病を引き起こすのです。

また、そのプラークが固くなったものを歯石と言います。

歯石はいわば歯周病菌の塊。歯石の除去なくして歯周病の治療が成功することはないと言っても過言ではないでしょう。

歯周病を進行させる要因

・喫煙
・ストレス
・歯ぎしり、くいしばり
・ぴったり合っていないかぶせ物や入れ歯
・不規則な生活習慣(食習慣)
・全身疾患(糖尿病、骨粗しょう症など)

歯周病の予防法

一番の予防は歯磨き

正しく歯を磨き、プラークを落とすことは意外と難しいものです。

自分に合った歯ブラシの選び方、持ち方、動かし方、毛先の当て方、力加減などを理解することで、今まで気がつかなかった磨き癖が見つかるかもしれません。

自分にぴったりの歯磨きを習得することで、歯周病やむし歯になるリスクを格段に減らすことが出来ます。

禁煙

喫煙は、血管を収縮させたり細胞の働きを抑制するなどして、歯ぐきの免疫力や修復機能を低下させるため、歯周病に悪影響を及ぼします。

喫煙している人はしていない人に比べて2?6倍歯周病になりやすいとも言われています。

とはいえ、喫煙をなかなかやめられない人も多いかと思います。まずは1日の喫煙本数を減らすことから始めてみてはいかがでしょうか。

マウスピース

歯ぎしり、くいしばりの力から歯や歯ぐきを守るためのマウスピースを使用する。

歯ぎしりによって歯が揺さぶられることで、歯を支えている骨が溶かされて歯周病が進んでいきます。

そこで、マウスピースがクッションの役割となり、直接歯が触れ合ってすりへったり、骨が溶かされるのを防ぐことができます。

定期的なメインテナンス

毎日の歯磨きによるセルフケアもとても重要ですが、それに合わせて歯科医院でのメインテナンスを強くお勧めします。

自分では見えないところの歯周病やむし歯のチェック、歯磨きでは落とせない歯石を取ることなど、セルフケアだけでは限界があり、そこには専門的なケアが必要となります。

さらには経過を追っていくことで、自分にとってより良いケア方法が見えてくるはずです。