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口腔癌の原因とは?その恐ろしさと初期症状を説明します
2018.1.28

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

恐ろしさ

誰しもガンにはなりたくないですし、なってしまったとしても早期発見でしっかり治したいですよね!

ガンといっても全身様々なガンができます。

胃ガンや大腸ガン、食道ガンなどは皆さまご存知ですし、検診などでもよくチェックしていると思います。

胃や大腸、食道などは見えない場所ですが、様々な診断機器を使って検査を行っているため早期発見率も増えてきています。

そんな中、見える場所なのに早期発見率がなかなか伸びないガンがあるんです。

それが、「口腔癌」なんです

口腔がんといっても、舌癌や歯肉癌、口底癌など様々あるのですが今回はまとめて口腔ガンとしてお話しさせていただきます。

口腔ガンの何が恐ろしいの?

口腔ガンは、お口の中の粘膜に出来るガンで種類としては一般的なガンが多いです。

日本では毎年約7000人が口腔ガンになっていて、そのうち約3000人が亡くなっています。

しかも、この数字は増え続けていると言われています。

この数字だけみると約半数近くの方が亡くなりかなり致死率の高い恐ろしいガンに思えますよね!

しかし、口腔ガンは早期発見すれば後遺症もほとんど残ることなく、ガンの治療経過をみる指標となる「5年生存率」も約90%とかなり治癒しやすいガンだということがわかっているんです!

ですので、とにかく早期発見が大切なんです。

何故、口腔ガンで亡くなる方は増え続けているのか?

1.お口に対する意識

もしかすると、お口にガンができるということすら知らなかった方もいるかもしれません。

虫歯にしても、やはり痛みがなければ歯医者に行かないという方も多いですよね。

身体に不調があればすぐにでも病院にいきますが、お口の問題となると生活に支障がないとなかなか歯医者には行かないものです。

会社で行われている健康診断に関しても、身体の検診は義務ですが、歯科に関しては義務化されていないですよね。

この辺りも、政策として義務化していただいて、お口にもガンができ、早期発見が大切だということを国民全体に知っていただくと、死亡率も減っていくと思います。

お住いの地域によっては、地域の歯科医師会などで、無料の口腔ガン検診を行っていますので、是非活用していただければと思います。

口腔ガンは初期の段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないんです。

痛みや、しこりなどの自覚症状が出てきた時にはすでに進行しているケースが多く、その段階での死亡率も高くなってしまいます。

痛みが出た時には遅いと思っていただいて、早め早めに検診に行きましょう!

2.直接見えるはずなのに低い早期発見率

他のガンと違い、お口の中は直接見ることができるので早期発見しやすいはず。

しかし、実際は早期発見率は約20%しかないんです。

先ほども書きましたが、自覚症状がない、その上見た目も初期の段階では口内炎のようにしか見えないんです。

口腔癌

口内炎、普通に見たらその程度にしか思わないですよね

上の画像のように初期の段階では、ご自身で気がつくのはかなり難しいと思います。

検診や歯科に受診中に発見するというケースがほとんどです。

ご自身でわかるくらいになった時は、やはりかなり進行している状態のことが多いです。

繰り返しになりますが、早期発見のために検診には定期的に行きましょう。

そもそも口腔ガンにならないために気をつけなければいけないことは?

どれも当たり前のことなんですが、

1.タバコ、お酒は控える
2.偏食をせず、バランス良い食生活を心がける
3.歯磨き、うがいをしっかり行い、お口の中を清潔に保つ

喫煙者の口腔ガンの発生率は、タバコを吸わない人に比べて約7倍も高いと言われています。

しかも死亡率は約4倍にもなると言われています 。

さらに気をつけなければいけないのが、飲酒時の喫煙です。

普段タバコ吸わないのに、お酒飲むときだけ吸う、なんて方もいらっしゃいますよね。

飲酒時の喫煙は、タバコに含まれている発ガン性物質がアルコールによって溶けてお口の粘膜に作用するため、余計リスクが高くなると言われています。

バランスの良い食事はもちろんですし、お口の中が治していない虫歯や、磨き残しで汚れているとお口の粘膜が傷つき口腔ガンになりやすい環境になります。

最近歯医者に行っていない、お口に違和感がある、歯石を取ったことがない、歯がしみるなど症状がある方は予防的な意味も含め歯医者に受診して、悪いところは治し、クリーニングをしてお口の中を清潔に保ちましょう。

それも、口腔ガン予防です。

免疫を高めることも重要です。体の免疫を高めると、悪性腫瘍ができにくいことがわかっています。

まずは、口腔ガンにならないために、簡単ではありますが以上のことを気をつけましょう。

セルフチェックとして

1.なかなか治らないしこりや腫れはないか?
2.赤くなっていたり、白くなっているところはないか?
3.2週間以上治っていない口内炎はないか?
4.合わない入れ歯を使っていないか?
5.食べ物が飲み込みにくいなどはないか?

チェックしてみて思い当たるところはありますか?

このような症状があればすぐに歯医者に受診してください。

まとめ

今回は、ちょっと怖い話になりましたが、まずはならないために生活を気をつけていただいて、何度も言いますが、必ず定期検診は行ってくださいね。

ガンで手術などになれば食事や発音など生活の質はどうしても落ちてしまいます。

健康で美味しく食事をしていくためにも、定期検診で口腔ガンもチェックしていきましょう。

キシリトール入りのお菓子選びのポイントと虫歯への効果
2018.1.18

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

あめ

疲れている時はチョコレートが食べたくなる、食後のデザートは別腹!

タバコをやめたら口さみしくなった、子供がぐずるとお菓子を食べさせてしまう。

甘い物は老若男女問わず多くの人が大好きで、食べるとお腹も心も満たされますよね。

いくら食べても虫歯になりにくい、そんな甘いお菓子があったらいいのになぁと思ったことはありませんか?

そこで、今回おすすめするのはキシリトールです。

キシリトールが歯に優しいのはなぜなのか。

キシリトールの入ったお菓子ってどんなものがあるのか。選び方のポイントをご紹介します。

キシリトールって何?

キシリトールと砂糖は別物です!!

キシリトールは、白樺や樫の木から作られる天然素材の甘味料です。

糖アルコールと呼ばれる炭水化物の一種で、お砂糖と同じくらいの甘さがあります。

いちごやほうれん草など身近な食べ物にも含まれ、体にも安全です。

キシリトールを食べても虫歯になりにくい理由

1.虫歯の原因になるミュータンス菌は砂糖が大好き!

砂糖をエサにして酸を作り、歯を溶かしていきます。

ミュータンス菌はキシリトールもエサだと勘違いして食べてしまいますが、酸を作り出すことはありません。

2.ミュータンス菌は砂糖をエサにして自分たちが住みつくプラークを作ります。

キシリトールからはプラークも作られません。

3.新しく作られるプラークの量が減るので、残ったプラークを歯磨きで落としやすくなります。

4.砂糖と勘違いしてキシリトールを食べ続けても、ミュータンス菌はエネルギーを作れません。

そのうちヘトヘトに疲れてしまい、数が減っていきます。

5.キシリトールを食べるとその甘さで唾液の量が増えます。

溶けてしまった歯を元に戻す(再石灰化)効果のある唾液が増えることで虫歯になりにくくなります。

キシリトール入りのお菓子を選ぶポイント

せっかくキシリトール入りの食べ物を選んでも、その中にキシリトール以外の糖類が入っていたら意味がありません。

1.キシリトールが50%以上含まれている

一番のおすすめはキシリトール100%です。

身近な製品の市販のキシリトールガムには30~70%のキシリトールが含まれています。

歯科医院で販売されているものはキシリトール100%のものがほとんどです。

効果を期待するには、50%以上のもの、欲を言えば90%以上のものを選びましょう。

~キシリトールが何%入っているか計算するには~
キシリトール(g)÷炭水化物(g)×100

2.糖分ゼロ

「シュガーレス」、「ノンシュガー」、「無糖」と書かれていたら糖類0.5%未満です。

虫歯になる可能性は低くなります。

「糖類0g」だとより安心です。

3.炭水化物をチェック

炭水化物とキシリトールの分量が限りなく近いものを選びましょう。

先ほどの計算をしなくても、分量が近いものだとキシリトールが多く含まれていることがわかります。

「炭水化物」ではなく、「糖質」と表示されている場合もあります。

キシリトール入り商品

Oral Care

Oral Care

一般的に知られているキシリトール製品は、ガムです。

こちらは歯科専売品で、キシリトール100%!

コムネット

株式会社コムネット

虫歯になりにくいチョコレート!!普通のチョコレートと変わらない味でおいしいです。

個人的な感想としては、後味がスッキリしているように感じます。

パッケージ

かわいらしいパッケージでお友達へのプレゼントにも良さそうですね。

チョコレート

ボトルに入ったボール型のチョコレート。

ちょっとした休憩のお供になりそうです。

グミ

少し固めのグミです。

ガムとは違った食感を楽しめそうです。

LOTTE

LOTTE

お子様がガムだと飲み込んでしまわないか心配なお母さん。

飴のようにタブレットをなめてもらうといいですよ。

まとめ

今回ご紹介したポイントを元に、たくさんのキシリトール製品の中からみなさんにピッタリの物を選んでください。

お仕事の合間の休憩にキシリトールグミを。

タバコを吸いたくなったらキシリトールガムを。

お子様が頑張ったご褒美にキシリトールチョコを。

用途に合わせて上手にキシリトール入りのお菓子を食べてください。

最後に注意していただきたいのは、キシリトールを食べるだけでは虫歯は防げないということ。

やはり一番大切なのは歯磨きと組み合わせることです。

虫歯をあまく見ちゃいけない 虫歯で顎の骨を取る 人が死ぬことも
2018.1.13

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

虫歯があることは自覚していても、痛みがないからとか、我慢してたら痛みが消えたからとか理由をつけて放置している方も多いのではないでしょうか?

虫歯を放置し続けると最悪どうなるかお伝えしていきましょう。

虫歯を放置するとどうなるか

最悪の場合死に至る事も

やはり歯医者は怖かったり、通うのが面倒だったりしてきちんと通っていいない方も多いのではないでしょうか。

その理由は様々でしょうが、やはり虫歯を放置したところで大きな病気になるわけでもないし、命に関わりがないといったところが大きいのではないでしょうか?

どこか歯を自分の身体の一部としてとらえれず、虫歯を病気として考えられていない方が多いように思います。

そして、痛みや不具合が出てから歯医者に駆け込むといった方が多いのではないでしょうか?

では、虫歯を放置しすぎて最悪虫歯が原因で死に至ることがあると聞いたらどうでしょうか?

またまたおおげさな? って思うかもしれませんが、紛れもない事実なんです。

もちろん、きちんと治療せず放置し続けた結果の話ですが本当なんです。

虫歯は、放置し続けるとドンドン広がり歯を破壊します。

その後歯の根っこの先まで広がり、原因菌が顎の骨まで到達します。

そこで炎症を起こしてしまいます。

その炎症の部分から、今度は原因菌が血管に入り込み、血液の流れに乗って体内を巡ります。

最終的に、脳や心臓に到達してしまう場合もあります。

脳や心臓など最も重要な場所に原因菌が到達してしまうと、本当に最悪の場合死に至ることもあります。

昨年も、イタリアのシチリアで18歳の女性が虫歯が原因の敗血症で亡くなったというニュースがだいぶ話題になっていましたが、このケースがまさにそうです。

体調が極端に悪かったり、糖尿病などのその他の病気を抱えている方などは本当に要注意です。

普通であれば免疫力で抑えられているものが、免疫力の低下で抑えきれなくなり、脳や心臓に到達してしまいます。

手術
死に至らないまでも入院して手術しなければならないことも

ここまでのケースは極端な例ですが、そうでないまでも虫歯を放置すると歯が崩壊したり、顎の骨まで原因菌が広がったりすると薬も効かず、夜眠れないほどの激痛に襲われたりします。

顎の骨に原因菌が広がり炎症がひどくなると入院して顎の骨を切除する手術しなければならないこともあります。

やはり大切なのは早期発見、早期治療

このように虫歯を甘く見て放置してしまうと、かなり大事になってしまうこともあります。

そうでなくても、本来1?2回で治療終わるところが、放置してしまったために数ヶ月かかってしまうこともあります。

どうかしっかりと虫歯を自分の身体のこと、命に関わることとして考え、勇気を出して歯医者に行きましょう。

そして、早い段階で適切な処置をし、健康な歯で美味しく食事をしましょう。

朝、寝起きの口臭の原因と予防方法を教えます!
2018.1.4

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

寝起き

朝、寝起きの口臭を気にされている方も多いのではないでしょうか?

今回は朝の口臭の原因と予防方法をお教えしたいと思います。

寝起きの口臭の原因

何故、食事もしてないのに起きた直後に口臭がするのかご存知ですか?

実は一日の生活の中で、お口の中の細菌がもっとも多くなるのは寝起きです。

なんだか起床直後は口の中がネバネバしてとても気持ちが悪いですよね?

眠っている時は、ほとんど口を動かしたりしないので、唾液分泌が抑制を受けてお口の中の細菌は非常に増えています。

それが原因で起床時は、増えてしまったお口の中の細菌と口腔内の乾燥によって、口臭が起こってしまうのです。

英語では モーニング・ブレスといいます。

口腔内細菌は睡眠後3時間ほど経つと、爆発的にその数が増えていき、約8時間で細菌数は飽和状態になります。

では、どのようにして防いでいけば良いのでしょうか?

寝起きの口臭を防ぐ方法

夜の歯磨きをしっかりする

朝のお口の中の細菌数を少なくするためには、もちろん夜の歯磨きが大切になってきます。

夜歯磨きをしないで寝ると、歯を磨いて寝た時とくらべてお口の中の細菌が30倍!とも言われています。

磨き残しやお口の中のプラークが細菌の栄養となってしまうのはもちろん、寝ている間は口内を清潔に保つ唾液の分泌が少なくなるため、細菌が繁殖しやすい環境になっています。

夜しっかり磨けば、起床時のお口の中の細菌も少なくなるので口臭も少なくなります。

朝起きたらすぐに歯を磨く

起床時が1番細菌数が多いわけですから、起きてすぐ歯を磨けば細菌は減り口臭も解消されます。

欧米などでは、起床してすぐ歯を磨く習慣があると聞いたことがありますが、日本ではまだまだ定着していないと思います。

是非みなさんも試してみてください。

磨く時間がなければすぐにうがいをする

磨く時間がなければ、せめてしっかりうがいをしてお口の中の細菌を洗い流しましょう。

これだけでもだいぶ解消されます。

たくさんお口の中に細菌がいてネバネバしたお口の状態より、さっぱりした状態で朝食をとったほうがずっと美味しく感じると思います。

乾燥している季節は保湿マスクをしようする

お口の中が乾燥すると細菌数も増えてしまうので、保湿マスクなどで乾燥を少しでも予防すると細菌の増殖を防ぐことができます。

口呼吸をする方は耳鼻科などにも相談する

鼻呼吸ではなく口呼吸をする方は、非常にお口の中が乾燥します。

口呼吸は、鼻つまりや扁桃腺が腫れていたりすると、鼻で呼吸できず口で呼吸をするようになります。

このような症状の方は、耳鼻科で相談していただくことをお勧めいたします。

まとめ

起きた時の口臭は、朝の歯磨きで解決できますし、朝食を摂ったり、人と話したりして、唾液の分泌が活発になれば、自然に解消される口臭です。

ただし、歯科的な問題である虫歯や歯周病などによる病的口臭は歯科治療で取り除かない限り治りません。

しばらく歯科に通っていないという方は、一度歯科医院で検診を受けてみてください。