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治療した歯が虫歯に!原因と予防方法
2017.12.28

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

ブリッジ治療

治療した歯が痛み出し、虫歯になったことがありませんか?

平成23年の厚生労働省の調査では、30代で虫歯未経験の人は約1~3%ということがわかっています。

つまり、30代の約90%の人が虫歯になったことがあるのです!

ほとんどの人が虫歯を経験し、何らかの方法で虫歯を治しています。

では一度治療をした歯は二度と虫歯にはならないのでしょうか?

残念ながら答えはNOです。

一度治療した歯も場合によってはまた虫歯になってしまうんです。

みなさんも久々に歯科医院に行った時に以前治療した歯がまた虫歯になっていると言われたことありませんか?

治療した歯が虫歯になる理由

1.詰め物、かぶせ物の劣化

詰め物やかぶせ物の種類によっては時間の経過と共に劣化してしまう物があります。

劣化してしまった部分から虫歯菌が侵入して虫歯が進行してしまいます。

詰め物を選ぶ時はそれぞれの特徴をよく理解してから選ぶことをおすすめします。

2.新しい部分からの虫歯

歯と歯の間など以前治療した部分とは違うところから虫歯ができて、詰め物の下まで拡がっていることもあります。

一度削っている深い部分では虫歯は拡がりやすくなっています。

3.歯と詰め物、かぶせ物の境目

どんなに精密に詰め物やかぶせ物を作っても、歯との間には境目ができます。

日々のケアがおろそかになっているとその境目から虫歯になることがあります。

正しい方法で歯を磨き、歯ブラシ以外の器具も使うことですき間からの虫歯を予防することができます。

4.接着材の劣化

歯と詰め物をくっつけるための接着剤も唾液や咬み合わせの力で弱くなり、目に見えないすき間ができていきます。

接着剤や詰め物の種類もどんどん進化しているので、より歯と密着するものを選ぶことで虫歯の再発を減らせます。

5.歯と詰め物やかぶせ物のすき間、段差

詰め物やかぶせ物の出来が悪かったり、歯や詰め物がかけてすき間や段差ができているのを放置しているとそこから虫歯菌が侵入して虫歯が拡がります。

治療した歯を虫歯にしないために定期検診で予防

治療した歯も再び虫歯になることがありますが、定期的な歯科医院での検診を受けることで治療した歯を長持ちさせることはできます!

1.歯磨きの状態

歯科医師、歯科衛生士がお口の中を見て、治療した歯に問題がないか、磨き残しが多いところや注意して磨かなければ虫歯になってしまうところなどをお伝えします。

毎日のケアの方法を見直すことで虫歯予防につながります。

2.詰め物、かぶせ物があっているか

治療直後はぴったりと合っていた詰め物やかぶせ物も、歯ぐきが下がってしまったりお口の状態の変化で合わなくなっている場合があります。

その場合は虫歯になったり痛みが出る前に再治療をすることをご提案します。

3.歯がかけていないか

寝ている間に歯ぎしりやくいしばりをしている方は、ご自身では気付かないうちに歯がかけていたり、詰め物がかけていることがあります。

そのまま放っておくとかけたすき間から虫歯が拡がっていきます。

かけてすぐに気付ければ小さく治すだけで済むことが多いです。

4.レントゲン写真の活用

定期的にレントゲン写真を撮ることで目には見えない歯と歯の間や、詰め物の下の虫歯を発見することができます。

5.虫歯の早期発見、早期治療

もしも虫歯ができていても、痛みが出る前であれば神経を取らずに治療ができたり、部分的に治すこともできます。

まとめ

せっかくきれいに治療をした歯がまた虫歯になってしまうととても残念ですよね。

私たち歯科医師も確かな知識と技術で治療を行います。

治療したらそこでおしまいではなく、虫歯が再発しないように患者さんと共に虫歯予防をしていくことが治療後の歯を長持ちさせる一番の秘訣でもあるのです。

口臭気になりますか?それなら歯周病の治療しなくては!
2017.12.15

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。

ブリッジ治療

口臭ってなんなのか、 歯周病との関連性を説明していきましょう

口臭とは

口臭って何?

人それぞれ体に匂いがある様に、口の中にも匂いがあります。

正常な匂いの場合、生理的口臭と言いますが病気やその他の原因で(多くの場合、口の中に原因が在ります)他人に不快な気持を与える匂いとなる場合があります。

それを口臭と称します。

自分以外の人の感じ方で、口臭かそうでないかが決まります。

では、口臭の原因について見てみましょう。

口臭の原因は?

口臭の原因として次の4つが考えられます。

1. 口腔(口の中)が原因

口腔で一番考えられるのは歯周病です。

過去の研究で歯周病と口臭の間には高い相関性があることが知られています。

歯周病の特徴は歯周ポケットができることです。

これは口の中の細菌の格好の住みかを提供します。

歯周ポケットの中の細菌がガスを発生します。

これが口臭のもとになります。

客観的に口臭の度合いを測定する装置がありますので、調べてもらうとよいでしょう。

また歯周病のチェックも必要です。

お口の中チェック!!

・歯ぐきからよく出血する。
・歯ぐきがよく腫れる。
・口の中がネバネバする。
・グラグラした歯がある。
・歯と歯の間に食べ物がよくはさまる。
・舌を磨いたことがない。
・口の中がパサパサしている。

これらにあてはまる方は、歯周病の可能性が非常に高いです。

しっかりと歯科医院で歯周病検査をしてもらいましょう!

2. 全身の病気が原因

糖尿病や蓄膿症、癌 などでも口臭の原因になることがあります。

3. 食餌性の口臭

ニンニク、ニラ、ネギ、たくあんなど臭いの強いものを食べたり、アルコールや喫煙によりいったん体内に取り込まれた臭いの元になる成分が胃の中で消化され血液を介して全身に循環し肺を経由して吐き出される。

お口をきれいにしても臭うことがある。

4. 生理的口臭が原因

朝起床時や空腹時に臭うことがある。

女性の場合生理時やその前後ホルモンバランスの不調により口臭を感じるときがある。

3・4は、通常そのような臭いは時間の経過と共に減少していきます。

問題となるのは、病気によって発生する口臭です。

口の中の病気、鼻のどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気などが口臭と関連していると考えられています。

口の中の原因が口臭全体の90%以上を占めています

気になる口臭、なんとかならない?

口臭の大きな原因は、歯周病を起こす細菌によるものです。

「しっかり歯磨きしているのに口臭が気になる。」という方は、歯周病の治療が必要な可能性が高いです。

歯周病の治療は、歯周病菌と唾液もしくは血液で固まってできた歯石を除去する事がメインです。

歯石は、歯磨きでは取れません。

専用のスケーラーという器具で取らなければいけません。

特に歯周ポケットの中で嫌気性菌の固まってできた「歯肉縁下歯石」は口臭の主な原因です。

これを取らなければ歯周病による口臭は止まりません。

ですので、歯磨きしても口臭が気になる方は歯科医院で歯周病の検査をし、歯石取りなどの歯周病治療を行いましょう。

もちろん、日頃のブラッシングや嗽などのパーソナルケアも大事ですよ。

歯石を取って、お口の中をさっぱりし、爽やかな息を手に入れましょう!