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虫歯を放置するとどうなる?死亡することも!?
2015.12.27

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。


虫歯

●虫歯を放置するとどうなるの?

虫歯ができても、歯医者に行くのが面倒だったり、治療を受けるのが怖かったりして、そのまま放置している方もいるのではないでしょうか?

でも、虫歯を放置するのは、とても危険なこと。

歯が溶けてなくなってしまうだけでなく、最悪の場合には、命に関わることだってあるのです。

今回は、虫歯を治療せずに放置すると、どのようになるのかご紹介していきます。

●虫歯はこうやって進行する

虫歯は、細菌が糖分をエサにしてつくり出す酸によって、歯が溶かされてもろくなり、穴が開いてしまうことです。

歯の表面は「エナメル質」という体の中でもっとも硬い組織で覆われているので、初期段階の虫歯はゆっくりと進行していきます。

しかし、その下にある「象牙質」はやわらかい組織なので、虫歯菌が象牙質に達すると、一見小さな穴しか空いていないように見えても、虫歯が一気に大きく広がってしまうのです。

●虫歯が神経にまで到達したら

虫歯を治療せずに放置していると、虫歯菌は神経(歯髄)に到達し、痛みが起こります。

それでもさらに放っておくと、虫歯菌に侵された神経はやがて死んでしまいます。

本来であれば、死んでしまった神経は歯の根管治療を受けて取り除くものですが、そのままにしていると歯の中で腐敗して、細菌をばらまくようになるのです。

神経が死んでいるので、ここまで来れば虫歯の痛みはもうありませんが、虫歯の放置が怖いのは実はここからなのです。

●虫歯の放置が起こす怖い症状

腐った神経からばらまかれた細菌は、あごの骨にまで広がっていきます。

すると、あごの骨が炎症を起こして化膿し、歯茎から膿が出るようになります。

また、あごの骨髄が細菌に感染して「骨髄炎」になり、熱や嘔吐、体調不良などが続くようになることもあるのです。

さらに、細菌が血液の中に入り込んでしまうと、全身をめぐって「肺炎」や「脳梗塞」「心筋梗塞」を引き起こしたり、心臓や脳が虫歯菌に感染して、重篤な後遺症が残ったり、死に至ることも。

虫歯は、早期に発見するほど簡単な処置や対処法で済みます。

しかし、初期の虫歯は痛みやしみ、腫れなどの自覚症状がなく、気づかないうちに虫歯が進行していることも少なくありません。

初期段階で虫歯を発見して適切な対処を行えるよう、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。

出会いの季節に口臭は致命的!口のイヤな臭いを取る方法3つ
2015.12.16

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。


口臭

職場や飲み会など、異性との出会いが増える時期。

そんな時、口臭ケアが万全でなければ、始まるはずの恋が始まらないどころか、第一印象も悪くしてしまいます。

口臭の無い清潔な歯には「歯石や歯垢の除去」「デンタルリンスやうがい」「舌苔の処理」が大切なようですよ。

■口臭は「口の汚れ」が大きな原因

口臭の主な原因の一つに「生理的口臭」と呼ばれるものがあります。

これは、睡眠後の起き抜けの口臭や、空腹時に口内が乾くことによる口臭、また緊張や心的ストレスによる口臭などのこと。

これらの生理的口臭は、口の中の汚れが原因ですので、口の中を清潔に保つように努めましょう。

■口の汚れを取るポイント3つ

(1)歯石や歯垢を取ることを意識

歯と歯の間や、歯と歯茎の境目、奥歯の噛み合わせなど、歯磨きがしにくい部分は、歯垢が残りやすい部分。

また、歯垢は歯ブラシだけでは完全に取り除くことはとても難しいもの。

デンタルフロスや歯間ブラシも併用するようにしましょう。

歯垢を放置すると、石灰化して歯石となり、むし歯や歯周病の原因にもなります。

歯垢が歯石化している場合は歯科に行き、除去してもらいましょう。

(2)デンタルリンスやうがい薬を日常的に使おう

殺菌剤が配合されているデンタルリンスやうがい薬を使うことで、口の中をより清潔に保つことができます。

細菌を殺菌すると同時に口の中もすっきりするので、「今口が匂っていないかな?」と不安な時におすすめ。

また、寝ている間は唾液の分泌が少なくなり口の中の自浄作用も低下しますので、就寝前にも使用したいところ。

(3)舌苔の処理は忘れず

舌の上に舌苔(ぜったい)が付着して、白っぽい黄色になってしまっていませんか? 

舌苔部に歯ブラシを横にあて、奥から手前に向かって、軽い力で動かして清掃することを毎日の習慣にしましょう。

舌はデリケートな部分ですので、力を込めすぎないように注意してくださいね。

口内ケアをきちんと行うことで、口臭の不安も軽減できるはず。

不安要素も口の中の細菌もきちんと取り除きたいものですね。

虫歯予防に使われる「フッ素」は安全なのか危険なのか判明!
2015.12.9

札幌 歯周病・予防歯科、院長の山崎英彦です。


むし歯予防の常識

軽くおさらいしますと、フッ素(フッ化物)は、昔から虫歯の予防に定評のある成分。

フッ素入りの歯みがき粉やガムは日本でも定番ですし、アメリカでは水道水にもふくまれていたりします。

・フッ素の害ってどんな症状なの?

その効果は1990年代から何度も立証されてまして、フッ素が歯にいいのは間違いないところ。

その一方、ネットでは「フッ素には毒性がある!」なんて意見も見られまして、一般的には以下のような害が主張されている模様。

「骨がもろくなる」

「甲状腺の異常による慢性疲労」

「認知機能の低下」

「腎臓や肝機能の低下」

これらの問題は、おもに動物実験のデータから得られたものでして、たとえば、

「大量のフッ化物をあたえられたマウスの骨密度が下がった」(英文)

「マウスに30 mg/Lのフッ化物を投与したら甲状腺の機能が低下した」(英文)

「体内のフッ素量が多い牛は、甲状腺の異常が多かった」(英文)

などなど。

これだけ見ると怖くなっちゃいますが、 実際のところは心配するようなレベルではないと思います。

というのも、いずれの実験もメチャクチャ大量のフッ素を使ってまして、虫歯の予防に使うフッ素の量とは比較にならないんですよね。

・相当な量のフッ素を飲まないと害は出ない

具体的な数字で申しますと、1996年の調査によれば、およそ1日10mg以上のフッ素を飲むと甲状腺に害が出てくるとのこと。

小学校で使われるフッ化物量は1.6mgらしいので、1日に洗口液を6回も誤飲してようやく悪影響が出てくるレベルです。

・害は大量のフッ素を飲んだ人だけ

2001年に中国で行われた調査でも、骨折の確率が上がったのは、日常的に大量のフッ素(4?7.97 mg/L)を飲んでいた人だけだったとか。

こちらも、やはり虫歯予防の洗口液とは比べものにならないレベル。

・フッ素はお茶やビールにも含まれる

また、認知や肝機能の問題についても、2006年に全米研究評議会が徹底したレビューを行ってまして、「あまりに大量のフッ素を飲めば悪影響はあるが、通常の使用では何の心配もない」との結論が出ております。

そもそも、フッ素はお茶やビールなんかにも含まれるありふれた物質でして、基本的には毒性が低い成分なんですね。

・まとめ

そんなわけで、特にフッ素を怖がる必要はないかなーという感じ。

もちろん無理じいはしませんが、普通に使うぶんには虫歯予防のメリットのほうが大きいように思います。

ご参考になれば幸いです。